御 詠 歌 奉 納 額 |
今日の一枚で紹介しました知多西国の歴史ある文化遺産の
御詠歌奉納額を連載いたします。
第25番 圓通寺にある御詠歌奉納額です。
来延山耳 心織可○し 人般三耶 … と御詠歌が謎かけのように書かれています。 圓通寺は現在、曹洞宗ですが、法相宗、真言宗、臨済宗と変遷しています。 (2011/06/27〜2011/12/31) |
… 」 と御詠歌が現行のものと違います。
観福寺とありますので東海市と勘違いをしそうですが、この内海(馬場村)にも真言宗
知多西国開創の頃は持宝院も観福寺の一坊であったという貴重な御詠歌です。 |
まいるより 仏も我も 師崎の 世よのちぎりの 楽しみのみや」 と記されています。 神護寺は毎年2月3日に聖観音菩薩の御開帳がございます。 どうぞ、お出かけ下さい。 (2010/02/01〜2010/02/15) |
第19番 慈雲寺の観音堂内にある御詠歌奉納額です。 白寿山 慈雲寺 身(み )はひと付(つ) 法(のり)のをか田の 村しぐれ 晴まなきよの 我(わが)心か那(な) 寛政八年…」
と記されています。
驚きますのは寛政八年(1796)のものということです。知多四国 (2009/11/23〜2009/12/06) |
第30番 観音寺の観音堂にある御詠歌奉納額です。 幾とせや 生路の寺の 庭乃○○ さながらるりの…」 と記されています。
(2009/10/28〜2009/11/06) |
第21番 観福寺の御詠歌奉納額です。 木田村 雨尾山観福寺 本尊十一面観世音菩薩 行基菩薩御作 … …」 と御詠歌が刻まれています。
(2009/10/02〜2009/10/14) |
第29番 傳宗院の観音堂正面に掲げられている御詠歌奉納額です。 いさぎよき たへぬ 緒川の 流れこそ けがさじものよ 末乃すゑまで 傳宗院」 と書かれています。 (2009/09/14〜2009/09/23) |
第14番 大善院の観音堂正面に掲げられている御詠歌奉納額です。
たちか
へ李(り) 誰(たれ)かみざらん とこなめの 安政七(1860)庚申三月吉日 奉納施主西國同行 市場村 …」 と五名の名前が表記されております。 (2009/08/25〜2009/09/05) |
第20番 栖光院の観音堂にある御詠歌奉納額です。 「二十番 寺本之内 平井村 海嶋山慈眼寺 本尊正観世音菩薩 にこり江(え)に きよ紀(き)ひか里(り)や 寺本の ちかいのふ年(ね)の 阿(あ)るに満(ま)かせて」 とあります。 ※
栖光院は往古は慈眼寺と称し、栖光庵、慈林坊の二院を有する真言宗寺院であった。現在は曹洞宗。知多西国開創の頃には栖光庵のみとなっている。この奉納額は奉納者が慈眼寺が存在した証を残したかったのかもしれませんね。 |
第12番 高讃寺の観音堂にある御詠歌奉納額です。 「十二番 御嶽山高讃寺 南無大慈大悲聖観世音菩薩」とあり現在の御詠歌ではない御歌が彫られています。 年代不詳 |
第8番 影現寺(時志観音)の観音堂に掲げられている御詠歌奉納額です。 「八番 影現寺 久村 三空」とあります。 |